神津島の宿泊施設の選び方 おすすめの宿や予約のコツを解説!
神津島のご案内神津島に行こうと思った人が最初に悩むのが、どこの宿に泊まろうか・・・ということ。神津島の宿の情報があまり出てこない、どんな宿に泊まったら良いか分からないなどの声を聞くこともあったので、神津島の宿泊施設の選び方や予約の仕方についてのご案内をご用意しました。浜の家の私見となるのでご了承ください。
1. 神津島ってどんなところ?
神津島(こうづしま)は、東京諸島のひとつで、東京から南へ約180kmの位置にある、美しい自然と豊かな文化、ゆったりと流れる島時間が魅力的な島です。
人気のアクティビティは、昼は島の真ん中にそびえる「天上山」をハイキング。夜は星空保護区に認定された暗闇に光る星空を観察。昼も夜も1日中たっぷり楽しめます。
神津島の海は透明度が高くシュノーケリングやダイビングも満喫でき、アウトドア好きにはたまらない環境です。 飛び込みを楽しめる「赤崎遊歩道」も外せません。たっぷり遊んだあとは、波音を聴きながら温泉につかれる「温泉保養センター」で疲れをほぐしながら一番星を見つけるのも楽しい過ごし方です。

2. 神津島の宿泊施設の種類
神津島にはさまざまな宿泊施設があります。宿探しはちょっと面倒だったりしますが、旅のスタイルに合った宿を選ぶことで旅の満足度が格段に上がるので、色々な宿を見て「ここに泊まろう!」とご予約を入れていただけたらと思います。
ホテル・旅館など種類がいくつかありますが、神津島の宿はほとんどが家族で営んでいる宿で、家庭的な温かい雰囲気の宿が多いです。お父さんが漁師さんの宿だと、美味しい魚料理が自慢の宿もあります。
ホテル:神津島唯一のホテル。全室オーシャンビューでトイレ付き。
旅館:今では貴重な和室や広縁があったり、お布団を敷いてもらえる宿もあります。
ペンション:洋風の民宿で、景色や美味しい朝食を楽しめます。
民宿:おばあちゃん家に帰って来たような雰囲気の宿が多いです。
B&B:朝食のみ提供する宿です。宿の雰囲気は民宿やペンションなど様々です。
一棟貸し:一棟丸ごと貸し切って、家族やグループで楽しめる宿です。
キャンプ場:波音と風を感じながら、アウトドア体験を満喫できます。

3. 宿泊施設を選ぶポイント
宿泊施設の種類について書きましたが、それぞれの宿の個性を見て決めるのがオススメです。宿でゆっくり過ごしたかったり、夕飯はレストランに食べに行きたかったり、とにかく観光をしたいので寝るだけで良い、など旅のスタンスに合わせてお好みの宿を絞ってみるのがオススメです。
アクセスの便利さ:港や行きたい観光スポットまでの距離はどうか。
周辺環境:静かな立地か。近くに商店やレストランがあるか。
部屋:和室か洋室か。布団かベッドか。
設備:Wi-Fiがあるか。トイレやお風呂はどんなか。レンタルサービスがあるか。ペットと泊まれるか。
食事:素泊まり、朝食のみ、2食付きのどれが良いか。地元食材を活かした食事を提供している宿は東京島じまん食材使用店に登録されているので、地元食材を楽しみたい場合はここから絞るのも手です。
宿の雰囲気:アットホームか。適度な距離を取ってもらえるか。
スタッフの対応:観光案内をしてもらえるか。
口コミ:過去の宿泊者の評価やレビューをチェック
キャンセル規定:キャンセルはどうなっているか(5.を参照)
4. 宿泊予約のポイント
神津島の来島者は、特に夏の観光シーズンに集中します。また、2025年から神津島への船が減便することになった上、大島までの船も減っているため、予約開始日に船が満席になることが予想されます。
GWと夏のシーズン以外は、直前での予約でも船も宿も予約を取れますが繁忙期は
1.まず宿の予約
2.予約開始日に船の予約
という順番が必須です。
神津島の宿ですが、50軒強ありますがその中で公式サイトを持っていたり、楽天トラベルやじゃらん、Yahooトラベルなど宿泊予約サイトから予約を取れる宿は1/5強となります。
公式サイト:ここからの予約が大体最安値。現地現金払いのみや事前カード決済など宿によって異なるので要確認。事前に宿の人とコミュニケーションを取れるのがメリットで、島の案内を事前にもらえることもある。
電話予約:神津島の宿の中では1番多い電話予約。宿の人と会話を出来るので雰囲気を感じられるのが良いポイント。公式サイトと同じく、直接予約が最安値のことが多く、支払方法も現金払いが多い。
宿泊予約サイト:空室があればすぐに予約を取れることが多い。手数料分高いが、カードやポイントを使える
神津島観光協会オンライン予約:泊まりたい宿の条件を伝えて宿の予約を取ってもらうこともできる。荷物預かり無料やカード払いが可能になる。
旅行ツアー:少し割高にはなるが、宿と船をセットで取れるので申し込みが1回で済む。
神津島の宿泊費は、1泊5,000円~15,000円程度が一般的な価格となります。
5,000円前後:ゲストハウスやリーズナブルな民宿素泊まり
8,000円~12,000円:民宿、旅館やホテルのスタンダードプラン
15,000円以上:2食付きなどラグジュアリーな宿泊体験
食事付きプランや素泊まりプランを比較して、自分の旅のスタイルに合った宿を選ぶのがポイントです。
5.キャンセル規定について
先の予約をすると仕事や子どもの学校の用事が入ったり、体調が悪くなったりするかも・・・と心配になるのがキャンセル費について。宿との直接の予約でも使えるキャンセル保険もあるので、合わせて使うのも安心です。
特に心配なのが、船が欠航した時だと思います。
宿によって、事前に聞いた交通手段が欠航になった場合はキャンセル費を免除。交通手段のどれか1つでも来たらキャンセル費をいただく、など様々です。
宿や予約の時期によって大きく異なるので予約前に確認をするのがオススメです。
ツアーで申し込むと帰りが欠航しそうでも行きの船が出るとキャンセル費がかかることもあるので、事前にご確認ください。

6. 島宿浜の家について
神津島の宿について色々書いて来ましたが、島宿浜の家についても少し書かせていただきます。
神津島港から徒歩5分!神津島で島時間を満喫できる、おばあちゃん家のような宿です。
かつておばあちゃんが民宿をしていた「おばあちゃん家感」あふれる”母屋”と、2025年にリニューアルした”はなれ”があります。”はなれ”にあるペットと泊まれる1室を除き全室和室でお布団をご用意しています。母屋は全室シャワー、トイレは共同ですが水回りはリフォームしてあります。はなれは、風呂・トイレ付き、トイレ付き、トイレなしの3種類でペットと泊まれるお部屋もあります。
もともとは「民宿」として営業していましたが、民宿だと夕食付きのイメージが強そうで、観光協会ではB&B(ベッド&ブレックファースト)として宿を出しています。ただ、宿の雰囲気には横文字感はなく、そのため、「島宿」と名乗っていますが、どんな宿が分かりにくくなっていたらすみません・・・。
キャンセル費ですが、浜の家では事前にお伺いした来島手段が欠航した場合はキャンセル費を免除させていただいています。事前に聞いていた交通手段から変更される方がいるのですが、その場合はキャンセル費を免除できなくなってしまうのでお気を付けください。
また、お帰りの日にさるびあ丸が欠航をしそうとこちらが判断をした場合もキャンセル費はかからず期間短縮の対応をしたり、ご一泊の場合は日程ご変更の連絡をさせていただいています。海況予想は直前まで変わりやすいので、ご案内がギリギリになる点はご容赦ください。
1人旅が泊まれない・・・という声を聞くこともありますが、浜の家は1人旅のご予約お受けしております。繁忙期の一部期間は、2名様ご料金でのご案内となりますが、それ以外はプラス1,000円の1人部屋割増料金にてご案内をしています。
7. 神津島の滞在を快適にするための準備
持ち物:日焼け止め、薄手の長袖、帽子、動きやすい服装、雨具
気候:夏は都内より2℃ほど低く、冬は都内より2℃ほど高いです。が、夏は日差しが厳しいです。また、冬は西風が吹く日が多いので、防風の服があると便利です。
過ごし方のコツ:島に流れるゆったりとした島時間を過ごすのもオススメです。レストランの営業時間や席数が限られるので、食事の計画は要注意です!
8. まとめ
神津島の宿泊施設は目的や予算に合わせた宿泊施設を選んでみてください。立地や設備、キャンセル規定や、問い合わせ時の宿の雰囲気を感じてみて、自分の旅スタイルに合う宿を選んでください。
特に繁忙期は予約のタイミングが重要です。2ヶ月以上前に宿の予約を入れて船の予約開始日に船を取り、快適な島旅を楽しんでください!